独立したければ自分で考えろ!!

仕事柄か独立したいという人から相談をよく受ける。もちろん、相談はいくらでも受けるし、お手伝いも行うのだが、相談を受けていて「あんた、独立したらあかんよ。」と、言ってしまうことが稀にある。いや、最近は結構ある。そのパターンを3つ今回は上げてみる。

やたらセミナーに行っている

自己啓発セミナーや資格取得セミナーに足しげく通う人がいる。はっきり言おう。それ、本当にお金になるの?食っていけるの?自己啓発も資格習得も悪くない。収入基盤があればだ。しかし、独立を行うには”収入を得ることができる方法”を身に付けないといけない。たしかに、セミナーにはたくさんの人が集まって人脈も広がるだろう。しかし、人脈が広がったところで売上があがるとは限らない。その自己啓発セミナーにあなたの顧客になる人はどのぐらいいるだろうか?むしろ、あなたが顧客にされそうになっていないだろうか?それでもセミナーに参加したいのであれば、あなたに武器”確実に収入につながる商品”が出来てからでも遅くない。

重要なのは
「自分は何をして生活をするのか、収入の基礎を説明を行うことができる。」かどうかだ。

やたら資格を取得する

じゃあ、資格をとればいいのか?と思うだろう。今の世の中資格で飯を食えるのは限られた職種だけだ。それも、それらは国家資格だ。今は資格社会。といっても、よくわからない資格がはびこっている社会だ。資格ビジネスともいう。「この資格を持てば、独立できます。」といった触れ込みも多い。独立できても、食べていけるのかは別物だ。よく見かけるのは、資格を取ってしまったが故に、縛りが出来てしまうこと。資格を発行している団体から物品を購入しないといけない契約。契約破棄すると資格は無効。これじゃ、会社員と変わらない。

資格にも色々あるが、こういった資格はほとんどが民間資格。団体を立ち上げて、あたかも国家資格の様に見えるが、実は資格自体には何の効力もない。

重要なのは
「今の自分にこの資格に関する知識と技術がプラスになり収益があがるかどうか」だ。

やたら人に意見を求める

「この件は○○さんに聞いてみよう」「○○さんはこの件に詳しいからお任せしよう」というもの。もちろん、専門性が高いものはそれでもいいのだが、Googleさんに聞けばすぐわかることを聞く。すでに独立していて時間が無いのならまだしも、独立前で時間があるのに、人に頼る。挙句の果ては、自分では着手せずに人に「無料で」頼り始める。

有料と聞くと「いや、それなら自分でやります。」という人も少なくない。失礼な話だ。「自分でやったのですがどうしてもわかりません」だったら、アドバイスの一つでも行おうと思うのだが。

重要なのは
「自分でそれなりの努力を行った上でわからないのか?」だ。

共通するのは「考える」

どうやってお金を稼ぐのか考えることが重要だ。それが独立というものだ。
これは、主婦の独立だろうが、サラリーマンの独立だろうが同じ。副業でも同じ。
独立というのは自己責任。働き方改革もどこへやら。自分で考えないのなら考える人の下に付いていればいい。年金制度が崩壊したら泥船に乗ることになるかもしれないが、そうするしかない。

なお、うちは考えない人お断りだ。
なぜなら、私は丁寧に教えるほど暇じゃない。

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