【コラム】業者の変更の連絡

これからは別の業者に発注します。新しい業者に必要な情報を直接連絡してください。

との連絡。

ま、そういうこともあるのだが、こういう申し出は慎重に行わないといけない。
できれば、書面も添えた方がいい。というのも、電話だけだと、その時点で業務を打ち切ることが多いのだ。当然ながら手を付けている業務もその時点での精算となる。

こういった案件で一番注意しないといけないのは、引継ぎスケジュールだ。
大抵の場合は、契約を打ち切られた側のモチベーションは下がる。その反面新契約を結ぶ方がモチベーションは高い。その温度差をどうやって調整するのか。

多くの場合は直接話をしてくださいとする。

だが、これはお勧めしない。考えてもらいたい。同棲している彼氏と彼女がいる。2人は分かれて彼氏は新しい彼女と同棲を始めた。その場合、旧彼女の家に残した荷物を誰が新彼女の家に運ぶのか?当然、彼氏が運ぶ。新彼女と旧彼女で直接やりとりをするのは危険であり、場合によっては修羅場が生まれることは間違いない。

こう書けばわかるとおもうのだが。新契約先はモチベーションが高いので、直接やり取りを申し出ることが多い。つまり、新彼女が旧彼女の家に行って、彼氏の荷物を取りに行くのだ。気持ちいいものではない。そうなると、引継ぎは必ず雑になる。いや、雑になって当然である。

業者の変更を行う場合は打ち合わせを必ず行わないといけない。
スケジュール、荷物やデータ等の情報、預かり物等。
電話1本で断るとなると、それなりのトラブルの引き金になり信用を失うと思った方がいい。

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