店内に引き込むには魅力が必要

出来るお店の見せ方

こんにちは、楽しく伝えるプレゼン屋の栗瀬です。

出来るお店の魅せ方シリーズの第二弾です。

全開は、入口をはっきりさせることを話しました。入口をプレゼンするということですよね。

今回は入口に立ったお客さまを店内まで進んでいただくにはどうするのかのお話しです。

入口から店内への誘導。これができないと、売上げは発生しません。

ショーウインドウを眺めてもらっているばかりでは売上げは上がりません。当然ですよね。

さて、どうやってお客様は店内に進むのか?考え方は(またもや)シンプルです。

店内に進む障害を排除することから始める

それだけです。ふざけていませんよ。本気です。店内に進む障害物というのは意外と多いのです。

例えば、店内に入っていきなり陳列棚がドーンでは、奥に進むのには物理的に難しいですよね。

また、物は無いけど、心理的な障害というのもあります。

例えば、入店したら、従業員がいきなり接客。もしくは「じいいいいっ」と見られている。ストレス感じますよね。

これでは奥までお客様は入ってくれないのです。

魅力的な商品を置くという考え方もありますが、それを行うにも、まずは進みやすいお店を作ることが先決です。

では、繁盛店の特徴にはどんなものがあるでしょうか?

物理的な障害

・入口付近に空間を作って狭く感じさせない(入口の交通の混雑を緩和する)

・レイアウトで奥まで見えるようにする

・順路を意識したレイアウトにする

・店内の案内を作る

・店内の中心部を広くしておいて、人だまりを作れるようにする。

さほど難しくかんがえなくても、「よーいドン!」でいかに奥に早く行けるのかを考えればいいのです。

これが物理的な障害です。

さて、これに対して心理的な障害があります。心理的な障害というのはこんな感じです。

心理的な障害

・店内の雰囲気が来店者とあわない(ターゲットと合わない)

・店の外から中を見ると恥ずかしいものがある

・店員の目が気になる

・好ましくない客がいる

・汚い、汚れている

こんな感じでしょうか。

これらは、足は進むけど気持ちがストップをかけてしまいます。つまり、「不安」がよぎるのです。

その不安とは、「売りつけられるのではないか?」というもの。

つまり、ストレス無く、安心できる売場を作ることが心理的障害を排除する考え方になります。

実例で考えるとこういうことです

こんな例がありました。2つの女性用下着専門店がありました。

1店はお客様がよく入っています。しかし、もう片方がいまひとつ。

私が入るわけにはいかず、店の外で両店の違いを見ていたらこんな違いがあったのです。

繁盛しているのがA店、そうでないのがB店として。

A店・・・・店頭ディスプレイは水着。店頭の商品は靴下、ストッキング。奥の角に高級下着。

B店・・・・店頭ディスプレイは高級下着。店内に入るとすぐに下着のワゴンがあり、従業員の姿が見える。

 

どうでしょう?あまりにも極端な例ですが、本当にあったのです。

もちろん、B店は目的客をしっかりつかんでいれば問題はありませんが、新規客や最寄客を獲得するのには

明らかに失敗している状態でした。

 

まとめ

お客様が店内に進むお店は、物理的にも心理的にも奥に進みやすい。

まずは、進む為の阻害要因を徹底的に排除することから始める。

それを行った上での販売戦略。

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