こんにちは、伝えることを楽しくするプレゼン屋の栗瀬です。
色々な方からご質問されることに、お店のつくりがあります。特にお店の入口(ファザード)付近については
お店の顔ですから、最新の注意を払いますよね。
お店の入口付近は、そのお店の良さや特徴を「伝える」大切なところ。
つまり、お店全体をプレゼンするのが入口付近です。
私もお店の店長を行っていた時に悩みました。
色々考えた上で、大阪難波にある「えびすばし商店街」を端から端まで歩きました。
ただ歩いたわけでなく、「繁盛しているお店」を徹底的に観察して歩いたのです。
その時間5時間以上。立派なリサーチです。端から端まで往復していると、見えてくることがあります。
お客様が店内まで入っているお店の特徴とは・・・
徹底的に入店の障害物を排除している
障害物というのは、什器という物理的なものから、入りにくいという真理的なものまで様々です。
ここで何をしているのかをご紹介していきましょう。
入口はどこかを明確にしておく
興味のあるお店でも、何処に入口があるのかがすぐにわからないと、入りにくいもの。
行列の出来ているお店では、何処が最後尾になるのかが、お客様にわからないと並んでくれません。
また、どのぐらいの時間が必要なのかがわからないと、行列にも加わってもらえません。
常連や固定客、もしくは、目的客だけを相手にするビジネスであれば、入口を分かりにくくしても構いません。
しかし、ほとんどのお店は新規客を相手にしているはずです。
少なくとも、入口は分かり易くする必要があります。
といっても、難しく考えなくてもよいのです。ちょっとしたことの積み重ねが必要です。
散歩する様な感覚で入店してもらえる工夫です。
例えば、こういう方法があります。
・営業中はドアを開放する
・自動ドアのスイッチを切って開けっ放しにする
・ウェルカムボードを作成する
・可能であれば隣のお店と直接繋がる通路を作る(もしくは壁を無くす)
・「営業中」、「入口はこちら」等の案内をしっかりと作って誘導する
・門を作る(大それたものではなく、ゲートの様な装飾)
・明るくする、照明の色味に変化をつける(イルミネーション等)
・のぼりやのれんを使う(のぼり→入口までの誘導、のれん→入口のしるし)
・壁も扉もガラス張りの場合は、扉の部分だけ雰囲気を変えてあげる。