【コラム】失敗された時の行動

仕事をしていて、失敗することがあれば、失敗されることもある。
失敗するときは、ひたすら後悔と反省を行うのだが、失敗された時の行動の大切さを最近痛感する。

上司、元請けや親といった、上位の関係と、部下、下請けや子供といった下位の関係では対応が違うことが多いと思う。そこを同じにすることが難しい。冷静に話すというのも、出来そうで出来ないのだ。私も、イラッとすることが正直多い。真剣な現場になればなるほど、そういう態度になってしまう。

今、心がけているのは、失敗された時こそ、深呼吸して「フォローする」手段を如何に考えるのかだ。

といっても、自分で考えたのではなく、うちの取引先の行動を見習っているだけ。

精神の疾患を持っているから、ストレスというのは作業効率の影響が大きい。しかし、この取引先の現場はとにかくストレスが少ない。そのやり方(仕事の振り方や人の配置、言動、配慮等)を見習っているだけだ。つまり、私が偉そうに言う事ではない。

こういうやり方をすると、私のストレスが多いように思うだろうが、実はそうでもない。たしかに失敗された時はストレスが高まるが、カリカリして怒るとそのストレスは持続する。というのが、失敗した人との関係性がこじれることもあるので、どうしてもストレスを引きづってしまうのだ。これがフォローする姿勢になると、ストレスは失敗した人と共有され、徐々に軽減していくように感じている。

とはいえ、遅刻とか忘れ物だったらいいのだが、深刻なミスの場合、どうしてもイラッとしてしまう。そのあたりが修行が足りないなと思う。

ただ、失敗と失礼は話が変わる。失礼は大いに怒っていいと思うのだ。その話はまた後日にでも。

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