【コラム】シンプルに考える

私の仕事では必ず”企画”という2文字との戦いになる。
企画することもあれば、企画に乗るという場合もある。

私が企画するときに心がけているのはシンプルに考えることだ。
といっても、シンプルデザインがかっこいいというおしゃれな理由ではなく。無駄を省くことで効率化という理由でもない。簡単な話が、複雑な企画は脳内要領がいっぱいになって、オーバーヒートするだけのことだ。

発達障害をもつ私はワーキングメモリーが少ないらしい。つまり、頭の中で考える要領が低いのだ。パソコンでいうところのメモリーが少ない。

なので、シンプルな計算式を繰り返すことがベストなのだ。
数学で考えると
a(x+y)を計算しようとするのではなく a*x+a*yという一見手間なことをする。
周りから見るとまどろっこしいことをしているが、一つ一つをタスクに起こして、細かいシンプルな計算式まで落とし込むと間違いが少ないのだ。

ちなみにアウトプットもシンプルにする。

よく、交渉相手に綿密な戦略を持って話す順番等を考える人がいるが、私が対応する案件でそのような難しい案件は少ないので、シンプルに「この案やりませんか?」とか「この案でどうですか」と投げかける。

というのも、シンプルに問いかけるとシンプルに返ってくる。
打合せ時間は短くて済む。

企画書の基本は1+1なんだよ。

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