【コラム】どこでも学べる

地に伏しては砂に字を書き、天を仰げば星に字を書く。だっただろうか。
北大路魯山人の言葉。

足立博物館で行われていた魯山人の作品展にあった言葉だ。
魯山人と言えば、漫画”美味しいぼ”の海原雄山のモデル。美食倶楽部を主催した、美食家であり、書家であり、陶芸家。あまりイメージされないのだが、美食倶楽部とは教育機関、料理人ではなく経済界の若手が一流の食事を嗜むための勉強の場として設立されたらしい。つまり、魯山人は教育者といった側面もある。

魯山人の教えは”学ぶ気持ちがあればどこでも学ぶことができる”それが、上に挙げた言葉だ。

情報にあふれた現代、本はスマホで読め、自宅に配達される。YouTubeでは様々なレクチャ動画があり、その気になればどこでも学ぶことができる。なんと恵まれた環境。

あとは、本人の気持ち次第。

タイトルとURLをコピーしました