論語が難しいと思う方に伝えたいこと1(仁鶴さん風)

2015-10-10 10.43.01

 

先日、座右の銘作家の角谷先生に書いていただきました。

私の座右の銘はこれです。

子曰、弟子入則孝、出則悌、謹而信、汎愛衆而親仁、行有餘力、則以學文、

このままだと、さっぱりわからないですよね。

真面目に解説しても面白く無いと思いますので、仁鶴さん風に解説してみます。

仁鶴風に翻訳してみるとこうなる

よろしいか、みなさんは誰かに頼って今いるわけですな。

まあ、弟子とまではいかなくても、誰かの教えが度々必要になるわけですわ。
それなら、まず、家におりましたら、親御さんを大事にしなはれ。
家を出たら、目上の方は礼儀正しく接しないけませんな。
お付き合いは裏表なく、正直におこなわないけませんわな。
もちろん、言ったこと、約束事は守るのが当然。
ご近所や周りの方がには平等にお付き合いし、お手伝いできることは、惜しみなくお手伝いしなはれ。

そこまでしてから、本をもって勉強せな、頭でっかちで勉強が役にたちませんで。

ちっとも難しいことは言っていません。

今の世の中、試験の点数が良いもの勝ちは、入試の仕組みを変えようがどうしようも無いのです。
ただ、学生を面接したり、一緒に仕事をする上で1つの結論がでてきました。

結局、勉強は最優先ではなく、人として重要なのは、その人柄。

論語を読んでいて、この言葉がビタっとはまったわけです。

理屈は簡単でも実行は難しい

理屈はわかっても中々実行出来ないのですよね。
まだまだ人間力が足りないわけです。といっても、論語の孔子ですら、日々勉強していたのです。
40歳そこらの私が出来るわけもなく。

だから、この言葉を座右の銘にして、忘れないようにしようと思っています。

見るだけならだれでもできる

ということで、オフィスに飾っています。
皆さんも座右の銘を考えてみませんか?

 

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