「プレゼンを上手くなりたい」
そういう相談や質問がたくさんあります。
相談していただければ、練習の仕方等のアドバイスを行います。
セミナーに足しげく通う方もたくさんいます。
ただ、「ちょっと待った!」と言いたくなるセミナーが色々とあります。
つまり、「プレゼンの基礎を理解せずに、小手先の技ばかりを教える」セミナーが多いのです。
では、プレゼン屋の栗瀬が「このセミナーダメだ」と見分ける条件3つをこっそりお教えます。
1.緊張しない話し方や上手に話すセミナー
そもそも、緊張というのは「相手にちゃんと伝えようとする気持ちがある証拠」
これが無くなると、適当に話すことになります。
聴き手は緊張している様子を見て、誠意を感じることも多くあります。
また、話し方は上手になる必要はあまりありません。
上手に話す必要があるのは、アナウンサーぐらいのもの。
少々とちっても、聴き手は気づかないことがほとんど。
もちろん、美しく話せることは、聴きやすさに影響があるので、できるに越したことはありません。
でも、それよりも重要なのは、その内容なのです。
2.パワーポイント講座
話せないから見せる!
ある意味正解です。しかし、デザインにこだわりすぎたり、機能にこだわるとやはり内容がお粗末に。
必要最低限の機能さえ使えれば、支障を来さないものなのです。
本屋にいって「すぐできるパワーポイント」にある機能ぐらいで十分。
実は、デザインよりも学ぶべきは「操作」まずは、これをしっかりと叩き込むことが重要。
それが終わってから自分のデザインにこだわればよいのです。
ただ、もし皆さんが継続的にパワーポイントでプレゼンを行うなら、ご自身のフォーマットを作り、
基本的にそれを使い続けることが自身のブランド力にもつながります。
3.場慣れするための発表会
プレゼンは慣れ!
そう言っている講師がいるなら、すぐにその人の教えを忘れることをお勧めします。
慣れの為に自分のプレゼンを何度もするのは、緊張を和らげるのに効果があります。
ただし、間違った伝え方をしている場合、それを場慣れすることで、より間違って体に覚えます。
慣れは必要なのですが、スタンダードなものであったり、指摘できる人に見てもらわないと、
正しい慣れにつながらなくなります。
発表会ではダメなのです。
ダメ出しをする会ぐらいの意気込みがあれば大丈夫です。
プレゼンの基本は聴き手です。今回あげた3つのことは、話し手の為のセミナー。受けるなら聴き手の為のセミナーを受けませんか?
なお、そういう方のためのプレゼンの勉強会を予定しています。
どうぞ、ご参加ください。
詳しくはこちらから・・・・「伝得塾」