選挙演説で、公約や持論を有権者に説明をする。そして、1票1票を獲得していく。
シンプルで、本当に基本の行動ですよね。
でも、この公約や持論が、「出来るわけない」と思ってしまったら・・・・・そうです。
出来ないと感じることは信用されません
有権者のほとんどはそれなりの社会経験のある大人です。
高齢になればなるほど、その経験は深まっていきます。
そこに、「政策をがらりと変えます!」といっても、通常はあまり信用されません。
「出来ないことを言うな!」と、一蹴されることだってあります。
例えば、消費税で考えてみましょう(印象については私の個人的なものです)
据え置き・・・・現状維持なので実現可能ですね。
増税・・・・・・・民意はどうであれ、増やす事自体は実現可能ですね。
減税・・・・・・・減らした分をどの様に補填するのかを説明しないと、実現できる様に思いませんよね。
廃止・・・・・・・減税よりもさらにハードルがあがって、にわかに信じがたい印象です。
あくまでも例ですが、あまりにもハードルが高いことを掲げていては、有権者はよほどのプランを提示しない限りは、
出来るような印象を持ってもらえません。
地に足がついたことを話さないと、
聞く耳を持ってもらえないのです。
どうするのか?
段階的なプランが必要です。
減税→廃止 もしくは 減税→税システムの改正→廃止
こうなれば、なんとなく出来るような気もします。
これは企業でも同じです
売り上げ目標を前年の120%と掲げても、そもそも現状が前年90%であれば、出来るイメージがありません。
まずは100%、次に110%、そして最終的に120%とすれば出来るイメージがあがります。
出来ない印象を持った従業員のモチベーションは、存在として計り知れません。