紹介される条件

毎年必ず依頼されるのが選挙ポスターの撮影。
プロフィール撮影と変わらないので、特別な技術などはいらないのだが、これほど人脈が無いと依頼されない業務というのは無いと思っている。もっとも、技術職は紹介がないと依頼が中々来ないものだが。紹介を得るために必要なこととはなんだろうか。

おそらく実績だろう。

撮影の場合はどんな絵を撮るのか?それが依頼者の希望に沿えるものなのかが重要。妙なプライドを持っている人は依頼者に自分の価値観を押し付ける。逆にプライドが全くない人は言いなりで素人同然の作品を仕上げることもよくある。この作品で紹介されるのかというと、疑問である。最低レベルの仕事というのはキープしないと次につながらないのだ。

また、紹介される仕事とは紹介者とどんな条件で仕事をしたかによるのだ。紹介された仕事とは同条件になることが多い、そうなると、値段を変えるにはそれなりの理由が必要。いちばんやっかいなのは、ボランティア撮影の現場からの紹介はボランティアになるのだ。これはかなり由々しき問題になる。怖いのは、撮影内容が全然違うのにボランティアということがある。

それだけでは中々依頼というのは来ない。人柄というのが大事だと思っている。やさしい、親切なんてベタな表現ではなく、仕事に取り組む姿勢じゃないだろうか。ギャラが安くてもちゃんとしたことをやるというのが重要。そして、本来はどのぐらいのギャラが発生するのかを依頼者に伝える必要がある。それを伝えないと、安いギャラのカメラマンになるだけ。

じゃあ、紹介されないカメラマンっはどんなカメラマンなのかは別の記事で書いてみよう。

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