こんにちは、伝えることを楽しくするプレゼン屋の栗瀬です。
先日、中学生の息子がゲームをやっていて、注意をしました。
というのも、前回のテストの成績が悪く、ゲームを禁止にしていました。
その期間は次のテスト期間まで。
中止したのは、テスト期間の2日目。
なぜ、こんなことがおきたのか?
ここに伝える(プレゼン)の落とし穴があるのです。
聴き手というのは、都合よく理解するものなのです。
私はテストの結果がわかるまで禁止のつもりで言い渡しています。
しかし、息子は、テストが始まるまでのつもりで聞いています。
つまり、どちらも正解。
問題は、細かい部分の共有をしていないという点です。
こういうすれ違いは、日常生活でも良くありますね。
待ち合わせを「駅」にしたものの、実は改札がたくさんあって、どの改札かわからない。
「お昼に会おう」といったものの、ランチ時の12時のお昼か、おやつ時の15時なのかわからない。
大抵の場合は、その都度連絡を取るので、問題ないのですが、場合によっては取り返しがつかないことになります。
ビジネスの利益交渉などはとんでもないことになります。
(そもそも、契約書を交わすことがもっとも無難なのですが)
では、どうするのがよいのか?
相手の都合で伝えることです。
相手が一番都合が良いだろうという解釈で伝えることです。
正直「イラッ」とすることもあります。自分にとって都合の悪い場合が多いですので。
契約事だと、自分に不利な内容になりますから。
しかし、考えても見てください、不利な交渉を理解していれば、契約を締結しませんよね?
そうです、相手の都合に合わせれば、一方的な契約は回避できます。
そして、妥協点を見つけることも出来るのです。
相手の都合を考えるということは、相手の本音を考えるということ。
スムーズな交渉や営業に伝えるのです。